 AcoladaのXMLテクノロジー今日では、技術文書のマルチメディア化、パブリッシングのクロスプラットフォーム化においてXMLは広く使われている標準となっています。 多くの編集用プログラム、管理システム、パブリッシングツール、さらには数多くの業界標準が現在ではXMLベースになっています。 それにもかかわらず、XMLがすべての分野におけるブレークスルーになっていないのは、文書の構造とレイアウトが非常に明確に分離された形式になっていることが理由です。 編集者は依然として、Microsoft Wordのようなワードプロセッサを好みます。 そこでは、テキストと文書レイアウトがほぼ同時に作られ、画面上で即座にそれが確認できます。 XMLによる作業の場合はこれと異なり、抽象化を理解することが求められます。つまり、テキストの流れは文書構造のタグによって分断されています。 レイアウトは製作のずっと後の段階になって見えてきます。
WYSIWYGによる使いやすい操作AcoladaのSimQinは、Microsoft Word 2007/2010の機能とレイアウトに基づいたエディタソフトウェアです。つまり、構造を中心として考えるXMLがついに、最近のオフィスアプリケーションがもつ「WYSIWYG」機能と結びついたということです。 SimQinは、最初からドキュメントをレイアウトモードで表示します。 同時に、XMLの文書構造と構成が可視化されます。 ユーザーはプログラムから、Sirius CMSなどのオーサリングシステムを直接アクセスすることもできます。 外観を定めるスタイル定義SimQinは、XMLカタログの中で宣言されたあらゆる文書構造をサポートします。 SIMQINスタイラにより、ユーザーはスタイルテンプレートを作成し、それをXML構造とレイアウトに結びつけることができます。 どのような文書構造に対しても、ドキュメント、パラグラフ、文字のスタイルの下に、個別にインタフェースの動作要素を設定することができます。 それによりSimQinは、異なる文書構造に動的に適合するようになります。 どのユーザー層にも直感的な操作Microsoft Wordに慣れている編集者は、ドキュメント内の文字やパラグラフを対応するボタンで設定できます。 表やリスト、画像なども簡単に挿入することができます。 同時にWYSIWYGインタフェースによって、レイアウトはいつでも確認できます。 その代わり、SimQinでは、編集やフォーマットの変更はそのXML文書構造に従った有効なものでなければできないようになっています。 そのようにして、編集者は作成するドキュメントがXML構造として正しいものであることを確認できるわけです。 XMLについての知識をお持ちのユーザーは、自分のドキュメントの構造表示だけでなく、現在編集している項目に対するパス情報も役立つものだと思われるでしょう。 構造はコンテクストメニューで設定でき、そこでは利用できる要素が表示され、容易な編集が可能です。 |  |  - ユーザーライセンスまたはボリュームライセンス
- スタンドアロンアプリケーションとして、あるいはSirius CMS スタンドアロンアプリケーションとして、あるいはSirius CMS
- XMLカタログで宣言されたさまざまな文書構造できます
- レイアウトとユーザーインタフェースをカスタマイズできる SIMQINスタイラー
- テンプレートを定義することで文書作成がさらに容易
 |  |